面接対策が動画だけ、模擬面接は受講生同士?
面接対策が動画だけ、受講生同士に模擬面接をやらせるオンラインスクールは注意
です。
面接対策は合否に直結する最重要対策です。しかし、消防官採用試験のスクールでは、動画を見せて
「この動画と同じように話せるようにしてください」
で終わりになるスクールもあります。
このスクールの元生徒であった私の受講生によると、
「動画と同じくらい上手く話せるようになったら、合格者同士で模擬面接をしてください」
と言われ、模擬面接を断られたそうです。
一体何にお金を払っているのでしょうか。
「うまくなってからやる模擬面接って何なんだよ」
と怒っていました。
模擬面接は知的な作業ですから時間もかかりますし、体力的にもかなり疲れます。
スクールを拡大して多くの生徒を抱えて利益を上げようと考えれば、当然一人ひとりにかまっていられません。だから
「動画を見てくれ」
という指導になってしまうのです。
「動画見放題」は本当にメリットがあるのでしょうか?回答内容も違えば、個性も違うわけですから、話し方だって一人ひとり変わってきます。上手い人の動画を見て上達する伸び代には限りがあります。
「〜放題」という一見お得に見える言葉に騙されないでください。食べ放題とは違うんですよ。
受講生同士で連絡をとって面接をし合うのもNGです。
スクールにお金を払っているのに、受講生に受講生を指導させるのは、
お金を払って働かされている
という認識をもつべきです。
だいたい、人の面接を見てアドバイスできる力量があれば、そもそも独学で乗り切れます。
「受講生同士でチームワークを発揮して高め合って!」
こうした発言は全て詭弁です。騙されないでください。お金払っているのに働かされないでください。
【二次対策が致命的】面接を軽視するスクールは避けろ
一次試験合格者にしか模擬面接をしないスクールは注意
です。
東京消防庁では、
一次試験合格発表から最短約1週間で面接が始まります。
その1週間で模擬面接が何回できるでしょうか。
仮に、一次合格後に毎日模擬面接をしたとしても、復習する時間がなさすぎます。
模擬面接のフィードバックを踏まえて、自分の回答内容や話し方のクセを修正するには期間が短すぎるため上達できません。最大で3週間ありますが、それでも短すぎます。
そもそも、1次試験後には、論文の添削依頼も、教養の試験の質問もほとんど来なくなり、スクールとしては暇になります。
そして、1次試験後からその合格発表までは、大事な面接前の貴重な1ヶ月です。この大事な時期に模擬面接をしない大義名分がそのスクールにあるのでしょうか?この期間もお金を払っているんですよね?その金は何のお金でしょうか。
ほとんどの人は模擬面接を繰り返しながら徐々に上手くなっていきます。
それなのに、
「一次試験合格後に模擬面接を行う」スクール
は、面接試験の本質を理解していないか、極力仕事をしないようにうまく逃げているのです。
一次合格者のみ模擬面接をするというのは真っ当なように聞こえますが、月数万円も払っていれば、月1回ぐらいで模擬面接をやってくれてもよいだけの金額は払っていると思います。
ちなみに、私の消防官論文面接対策塾は、模擬面接が受け放題です。私は、あなたの模擬面接に何回でも付き合います。
回答内容も私が作り、模擬面接を繰り返して回答の完成度を高めていきます。だから、面接での得点も高く出ます。
最近の例で言えば、東京消防庁1類合格、横浜市消防局合格、自衛官や警察官も合格された受講生の横浜市の得点は、300点中の280点です。
面接の得点率が93%です。
得点率93%って、三人の面接官が全員90点をつけても届かないですからね。一人が100点、あとの二人が90点でようやく届きます。
明石市消防局の消防長に「私が東京消防庁の面接官なら君を合格させる」と言われた受講生。
明石市消防局に合格し、当然、東京消防庁にも合格しています。
1次試験後からの模擬面接でこうした結果が出せると思いますか?合格者の模擬面接を動画視聴するだけで、得点率93%なんて高得点が出せますか?
当たり前ですが、これらの受講生は、時間をかけて私と対策を重ねてきました。
スクール選びの際には、
元消防官があなたのために汗を流してくれるのか
をしっかりと確認してください。
具体的には、模擬面接の有無、その回数、できれば元消防官が模擬面接をやるのかどうかも確認しましょう。