2019年合格目標 開講のお知らせ

本日より来年度に向けての講座を開講させていただきます。お問い合わせくださった方々に感謝いたしますとともに、開講が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
※WEB添削講座の開講は年明けを予定しておりますので、予めご容赦ください。

消防官論文面接対策塾を開講してから3年、合格した受講生が私にいろいろと情報を提供してくれます。私は、受講生からいただいた貴重な情報を次の受講生やこのブログを読んでくださる方に還元し、皆さまの受験のお手伝いをさせていただきます。

このホームページやブログで提供する情報は、全て私の受講生から直接聞いた生の情報を基にして発信いたします。ネットから拾ってきた情報は含みません。確かな情報だけをお伝えします。

さて、最初のブログは消防官採用試験に臨むにあたっての心構えについて話します。今回は一回目なので、皆さまの受験に対する気構えを醸成するだけの内容です。

先日、横浜市に合格した受講生の実科査閲に招待されましたので足を運びました。実科査閲とは、消防学校の公開授業であり、普段の訓練の成果を関係者に披露する場です。

つい最近まで一緒に面接対策をして回答を作り上げていた自分の受講生が防火衣をまとってさっそうと活動している姿を見るのは感動的です。

今日、このブログで受験生の皆様に知っておいていただきたいことは、実科査閲に来た親御さんの多くは涙を流しているということです。立派に成長した子どもの姿を目の当たりにするのですから涙も出てしまうのでしょう。

皆さんがチャレンジしている消防官の採用試験の倍率は低くても15倍、高ければ30倍くらいになる試験です。小学校なら、一つのクラスから一人二人しか合格できないような超高倍率の試験です。この試験に足を踏み入れた以上は、そういう難関試験に臨んでいるんだという覚悟をもってください。この試験は合格できずに涙を飲む人の方が圧倒的に多いのです。数年勉強しても合格できなかったという事態になることだってあるんです。そうなれば、それまでに費やした時間とお金と労力が無駄になってしまいます。そういうリスクの高い試験に挑戦しているという自覚をもって臨んでください。

そして、あなたの受験は、あなただけの受験ではありません。実科査閲で涙を流している親御さんをはじめとした、あなたの家族やあなたの恋人など、あなたに関わる全ての人があなたを応援しているのです。多くの人の期待を背負って勉強することになるのを忘れないでください。

私は、きれいごとを言いたいわけではありません。高倍率の試験に挑戦することで、あなたの気が付かないうちにあなたの周りの方を巻き込んでしまっているということを頭の片隅に入れておいて欲しいだけです。そのことを自覚すれば、一日、一時間を大切にして、絶対に合格するという強い覚悟で臨むことができると思います。

講師の私も自戒を込めて皆様に伝えます。この試験に足を踏み入れた以上は、だらだらとネットサーフィンをする時間はありません。一分一秒を真剣勝負で臨みましょう。私は全力であなたを応援します。関わりを持った受講生の受験は、私の受験と同じです。一緒に努力し、その努力と成果を一緒に喜べる日が来るように、今という時間を有意義に使いましょう。