勉強法に迷う受験生は、〇〇になれ

皆さんこんにちは、消防官論文面接対策塾の里井です。
ひさしぶりのブログ更新となります。

最近では、元消防官が運営するオンラインスクールが増えてきました。私もいろんな方のブログやYouTubeを拝見させていただいております。

様々な情報が容易に手に入るこの時代は、受験においても情報の取捨選択が難しい気がします。そこで、採用試験に合格するための土台となる心構えについて話をします。

それは、

「受験の鬼になれ」

ということです。

皆さんは、元消防官と聞くとすごい人物だと思うかもしれません。災害現場での経験、消防官としての知識。憧れの職業の知識や経験が豊富で凄いと思うかもしれません。

しかし、冷静になって考えれば、消防官の体験談は受験には全く役に立たないことに気がつくはずです。

採用試験に合格するために必要なことは、一にも二にも受験勉強です。数的推理や判断推理を一問でも多く解くこと。一次試験を突破できる完成度の高い論文を一通でも多く書き上げること。このプロセスにおいて、消防官の昔話は全く役に立ちません。そんな話を聞くぐらいなら、大学受験の勉強法を解説した本を読んだ方がよほど役に立ちます。

消防官としてオンラインスクールを運営してきて早6年。私は、大学受験で得た勉強のノウハウを消防官採用試験に落とし込み、論文試験をどうすれば 短い期間、少ない労力で攻略できるかを徹底して研究してきました。

昨年は、東京消防庁1類2類ダブル合格、2類3類ダブル合格が出ています。この受験生らは、私の解答例を覚え、それを試験で使い回して合格しています。

数種類の解答例でこれだけの成果が出せるノウハウを築き上げてきました。消防官論文面接対策塾では、東京消防庁と政令指定都市のダブル合格はもはや当たり前です。

一方、ノウハウがないスクールは、ひたすら消防官としての昔話をするしかありません。消防学校の話、災害現場の話、死体の話、パワハラ・セクハラの話。人に伝えるノウハウがなければ、消防官としての体験談を繰り返し、元消防官がいかに採用試験合格に通じるノウハウがあるかを印象付けるしかなくなります。

考えてみてください。英会話スクールに英語を話せるようにするノウハウがありますか?

私は英語の教員免許を持っていますが、英会話スクールに英語を話せるようにするノウハウがないことはよく知っています。

英会話スクールは星の数ほどありますが、「英語を話せるようにするノウハウがあります」と声高らかに宣伝するスクールは一つもありません。ノウハウがないからこそ、「講師は全員外国人」「週一から自分のペースで学べます」などと仕組みや制度を売りにするしかないのです。

少し考えれば、講師が全員外国人だからといって、全員が英語を話せるようにするノウハウを持ち合わせているわけではないことは分かると思います。

私たちは、全員日本語のネイティブスピーカーですが、普通に生活を送っていれば、日本語を教えるノウハウなど身につきません。外人に日本語を教えろと言われても、話し相手になることはできても、話せるようになるためのノウハウを伝えることはできないのです。

怖いのは、消防官としての体験談を聞かされると、あたかも消防官採用試験に合格に通じるノウハウがあるかのように感じてしまうことです。もし、あなたが1日でも早く消防官採用試験に受かりたいなら、徹底して受験の鬼になることです。

そういう心構えでいれば、合格に繋がる情報なのか、そうでないのかを冷静に選別でき、余計な情報に惑わされなくなります。

消防官論文面接対策塾はノウハウの塊です。
今後は、ブログの更新頻度を上げ、受験生の皆様に役立つノウハウを徹底して伝えていきます。

受験勉強に迷ったときは、ぜひご相談ください。皆様の合格を全力でサポートさせていただきます。